自宅での子どもの英語学習に絶対おすすめなのが、サイトワードリーダー。
英語圏の4,5歳の子供達は幼稚園や小学校で、フォニックスと同時にまず、サイトワード(頻出する英単語)を覚えます。このサイトワードを覚えることで段階的に英語の本が読めるようになります

サイトワードって聞いたことあるけど、何のこと?
サイトワードとは、頻繁に出てくる英単語で、子供達が見ただけで(Sight)パッと意味が分かるようにすべき単語のこと。
この単語を覚えることで、読むスピードも早くなるし、とにかく基本の単語だから簡単な本ならすらすら読めるようになります。
この記事で以下について、具体的に説明します。
- サイトワードとは?
- サイトワードにはどんなものがあるの?
- サイトワードの学習方法
サイトワードとは?
英語圏の子供たちが学校で最初に習うのがフォニックスとサイトワード。
文字と音を結びつけ、単語を読んだり、発音を覚えるフォニックスにたいして、サイトワード(Sight word)とは、頻出する単語に慣れ親しんで、ぱっと一目みるだけですぐに分かるようにする単語のこと。
英語圏で英語を学ぶ子供たちは、まずは一番よく使われる100単語から覚えていきます。
5歳の娘の通う学校では、一週間にA4の紙半分に6単語くらい書かれた紙を持ち帰り、それを覚えます。すべて覚えていたら次のセットに進む感じで、1年間で100単語を覚えられるようになっています。
サイトワードにはどんなものがあるの?
最初に習うサイトワードは、本当に簡単なもので、私達パパ、ママも中学高校で習った基礎単語のみ。例えば、
after
again
and
at
away
because
been
before….
などです。みなさんもみんな知っているような単語ばかりですよね。子供たちが最初に勉強するときは、できれば、スペルもできるようになるといいんですが、まずは目で見てパッと分かること、が最優先。
サイトワードの学習方法
サイトワードは見て、読んで、書いて覚えます。
まずはフラッシュカード等を使って(サイトワードのリストをプリントして切り取ってもOK)発音と意味を覚えます。
フラッシュカード式にすることで、頭で考えず、見た瞬間すぐに分かるようになることがゴール。
それから書く練習です。
でも、自分でやり方がわからない場合はこの本がおすすめ。
【100 Words Kids Need to Read by 1st Grade】
就学前~1年生くらいの子供たちで、特に小さな頃から英語に触れている子どもであれば、抵抗なく取り組めると思います。

これは、かわいい写真や絵が多くて、子供たちも嫌がらずにやってくれるよ。いろいろな内容があって、飽きずに取り組める工夫がしてあって子供たちが自分からやりたがる内容になってるよ。
英語圏の学校でサイトワードの100単語を覚えるのと平行して「ホームリーダー」も毎日やります。日本の学校で「音読」が毎日宿題になっているのと一緒ですね。
ホームリーダーは、簡単な単語が繰り返し出てくるとても薄い絵本で、何冊もあり、一冊読めるようになったら次の本というように進んでいきます。
レベル分けされていますが、最初の絵本はフォニックス・サイトワードを学んだ後であれば、だんだん自力で読めるようになっていきます。
日本で同じようにサイトワードリーダーをやるなら、この本がおすすめ。
【sight word readers 】

これはサイトワードの単語50個が使われている絵本が25冊入っているセットで、サイトワードの勉強と組み合わせることで、英語圏の子どもが英語を学ぶのと同じように英語の勉強ができるようになっています。CDもついているので、まずは聞いて、読める年齢になったら自分で読むようにできると効率的に英語のリーディング力をつけることができます。レベルもいくつかあるので、慣れたら次のレベルアップもできます。

サイトワードをフラッシュカードなどで覚えつつ、絵本を読みながら効率的に覚えていけそうだね。
いかがでしたでしょうか?
英語圏の学校で子供たちが英語を学んでいく過程をみていると、なるほどな~~と思うことがたくさんあります。
日本で全く同じように英語を教えることは難しくても、効率的に学ぶヒントになりますね。
実際に日本でサイトワードを子供たちに教えているママ達に聞くと、やはりすごく評価も高くて、実践に役に立つんだな、と思います。
是非、試してみてください。
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