
将来子供が英語で困ることがないように、英語を学んで欲しいけど、英語教材は高すぎて…家で手軽にできないかな?
子供用の英語教材は高額なものも多いし、教室に行ったりしないと英語は学べないのかな。。。
この記事ではこうしたママの疑問にお答えします。
この記事のテーマ
子供が英語を話せるようにするには高額教材は必要ない。【家庭でできます】
子供の英語教育の始め方
- 子供が英語を話せるようになるために必要な要素はたった2つ
- 英語教育はいつからはじめるべき?
- そもそも英語を教える必要ってある?
- 英語教育の進め方。高額教材は必要ありません
この記事を書いている理由
この記事を書いている私は、日本生まれの日本育ち。高校も大学も日本です。大学卒業後にTOEIC955点取得。その後英語圏に移住して10年以上が経ちました。今では英語を話すことができますが、それでも発音もリスニングも会話力もネイティブのようには行きません。
英語圏でバイリンガルキッズを育てながら、小さいころから語学を学ぶことの必要性を毎日肌で感じています。日本の小さな子供たちに少しでも手軽に家で英語に触れるようになって欲しい、という願いからこの記事を書いています。
子供が英語を話せるようになるために必要な要素はたった2つ
「子供をバイリンガルに育てたい」、あるいは、「ある程度会話ができるようになって欲しい」「将来英語で苦労しないように」
ママが子供たちに求めるレベルはそれぞれ違うかもしれませんが、英語を身につけてもらいたいなら、必要なのは2つだけです。
それは、「親の覚悟」と「子供の興味」
「親の覚悟」って言うとなんだかものすごく大変そうですが、厳しくやらせなきゃいけないとかそういう意味ではないです。
ただ、ママが「どっちでもいいや。」と思っていたら、結局オンライン英会話スクールに入っても、高額教材を買っても、あまり意味はないと思います。
それは英語圏で育つ日本人やハーフの子供たちも一緒で、ママに「日本語を教えよう」という意志がないと、日本語が話せるようにはなりません。
それから「子供の興味」。子供が興味を持ってやってくれるようになると、英語もどんどん伸びます。
でも、小さな子供って、自分で情報収集ができるわけではないので、「親が与える情報」の中で生きてるんですよね。
だから、ママやパパが「こんなものもあるよ」「あんなものもあるよ」と色々見せてあげなければ、興味を持つこともないんです。だから、「子供が興味を持つまで待つ」んじゃなくて、「興味を持つ環境」を作れたらいいなと思います。
英語教育はいつからはじめるべき?
できれば早い方がいいです。私が言ってもあまり信憑性はないかもしれないですが、最近の研究で「10歳以降に語学を学び始めた人は10歳までに始めた人より上手くなれない」ということが分かっています。
詳しくは「子供の英語教育は何歳から始める?脳科学が教えてくれる本当のこと」の記事を読んでみてください。
そもそも英語を教える必要ってある?
そんな小さな頃からやらなくてもいいかな?とか、別に日本語だけでも生きていけるし…なんて考えてるママもいるかもしれません。
でも、今の世界はグローバル化が加速しています。子供達が大人になり、仕事で必要になったり、あるいは、自分で興味を持って海外に出たいと思ったりした時に、小さな頃にどれだけ英語に触れていたかで、その子の可能性の伸び幅が変わってきます。
これからもっともっと情報化も進みます。例えばプログラミングを勉強したくなった時、英語ならかなり良質の無料のYouTube動画がたくさんあります。○○のやり方、○○の作り方、インターネット上の情報だけでなく、本や新聞、何をとっても、英語で情報を得られるということは、手に入れられる情報量が圧倒的に変わってきます。
完全バイリンガルとまでは行かなくても、小さな頃から英語にたくさん触れることで、英語の音やリズム、フレーズが身につきます。
私は英語圏に住んで10年以上経ちますが、未だに日本語で話すほうが100倍楽です。大人になってからでは、どうしても超えられない壁があるんですよね。
子供の頃から英語にふれることで、成長してからでは築けない強固な土台が作られます。
英語教育の進め方。高額教材は必要ありません
高額教材や子供英会話教室、オンラインスクールなんてやっても意味ない!といってる訳ではありません。
むしろ、すでに体系化された環境が整ううえに、アウトプットの機会もあったりするので、教材を買ったり、教室に通うこともおすすめです。
でも、家でもできないことはない!とも思うのです。
「小学生で英検2級」、「小学生で英会話もペラペラ」・・・というところを目指すなら教材を買ったり、英会話学校やオンラインスクールに行くことをおすすめします。
でも、子供達が将来、もっと自分から真剣に勉強を始めたときや、大人になって英語を使う必要がでた時に苦労しない、あるいは大学の受験英語にも役に立つための土台作りであれば、家庭で充分にできます。
幼児から小学生くらいまでの間にこうした土台を作るためにはたくさんの英語に触れることが大事だと思います。そうした環境づくりに役立つものをそれぞれ記事にまとめてあるので、是非参考にしてみてください。
赤ちゃん~幼児まではとにかくたくさん英語に触れよう
家でできる英語環境づくり
絵本
赤ちゃんや小さな子供たちへの絵本の読み聞かせはすごく大事ですよね。読み聞かせ用の絵本にまずは英語の絵本を取り入れてみるといいと思います。CDやDVDがついているものもあるし、YouTubeで探せば読み聞かせ動画もあったりします。
おすすめの絵本は子供が夢中になる英語の絵本|年齢別おすすめ12選の記事で紹介しています。
歌
歌も、英語の発音とリズムに慣れるには最適です。今はYouTubeで英語の歌が聞き放題なので、いろいろ聞かせてみて、子供たちのお気に入りを見つけてください。おすすめの歌は、歌詞とYouTube動画を子供と一緒に歌おう!楽しい英語の歌 8選【歌詞・動画つき】の記事で紹介しています。
DVD
英語教育は長期戦。子供達が興味を持って何度も観てくれるDVDは、子供たちのやる気や興味を維持するのに最適です。
この記事英語が身につく子供向けおすすめDVD 10選でおすすめのDVDを紹介しています。
ユーチューブ動画
無料で見れるYouTube動画は、普段の生活に取り入れやすいですよね。最近は本当に質の高い動画が増えています。
おすすめの動画は子供に見せたい!激しくおすすめの英語のユーチューブ・チャンネルの記事で紹介しています。
小学生は英語に触れつつ、リーディング・リスニングを鍛えよう
フォニックス
フォニックスは、英語圏の子供達が最初に習うアルファベットと音の関係です。これを学ぶことで発音も良くなり、リスニング力や読む力が飛躍的に伸びます。フォニックスについて、詳しく知りたい場合はこちらの記事、英語力がグンと伸びる!英語圏の子供が最初に学ぶフォニックスとは?をどうぞ。
サイトワード
サイトワードとは、英語圏の子供たちが最初に覚える頻出単語のこと。パッと見ただけですぐに意味が頭に入るようにするので、リーディング力が身につきます。サイトワードを繰り返し使ったすごく簡単な本を何度も読むことで、確実に英語力が上がります。
詳しくはこちらの英語圏の子供達が最初に習う100単語 サイトワードを覚えよう!を読んでみてください。
子供の英語学習に関係するコラム
下記は私が子供のバイリンガル教育や英語学習について、感じたこと、考えたことを書いた記事です。
興味があれば読んでみてください。
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