突然ですが、フォニックスって聞いたことありますか?
フォニックスを学ぶと、英語の音をそのまま理解できるため、リスニングや発音が爆発的に伸びます。

学生の頃は知らなかったけど、最近は幼児や子供の英語学習にも取り入れられるようになったみたい。
英語圏で育つ子供たちも、幼稚園や小学校でまず最初にフォニックスを習います。
なんで私達が子供のころに教えてくれなかったの!?と思うほど、フォニックスを理解すると英語力の伸びが全然違うのです。
この記事を読むと、
- フォニックスとは何か?
- フォニックスの学習方法
- フォニックスを学ぶためのおすすめ教材
が分かります。
フォニックスとは?
英語と日本語の大きな違いの1つに、「音」 と「つづり」の関係があります。
日本語はひらがなさえ覚えてしまえば、よみがながふってある本であれば読めるし、発音ができれば、単語を書くこともできます。
でも、英語は違います。ABCとアルファベットを覚えても、単語を読めるようにはならないし、スペルを書くこともできません。
なので、英語圏の子供は本格的な読み書きの前に「フォニックス」というアルファベットを実際の単語で使われる音にしたものを学びます。
例えば、a b c dは 「ア、ブ、ク、ドゥ」といった感じです。
こうすることで、文字と音が結びつき、ひらがなを覚えるように英語が覚えられるようになります。
幼児英語でも取り入れられていたりしますが、フォニックスを習うのに適した年齢は幼稚園生くらいからかと思います。非英語圏で育つ子供であれば、小学校の英語が始まる前にフォニックスを覚えることができたら、学校での英語の授業でも差がでてくるんじゃないかと思います。
フォニックスを学ぶメリット
フォニックスを学ぶと英語が読めるようになる
文字を音であらわすフォニックスを覚えると、だんだんと単語が読めるようになります。
日本人が今までやってきた英語学習法では、単語の意味と読みを一つ一つ覚えなければいけなかったので、つづりを知らないと読めない単語が多く、英語を読んでいても挫折してしまいます。でもフォニックスを学ぶと単語のつづりが読めるようになり、本が読めるようになります。
「子ども英語はなぜ身につかないの?」に書かれている通り、楽しんで本を読めるようになることで、英語力がぐんと伸びます。
2011年に行われた研究では、多読とシャドーイングの組み合わせが一番、英語の読解力が伸びに効果があったそう。
小学生の頃から多読をするというのは難しくも聞こえますが、読書の習慣の中に簡単な英語の本を入れるようにすると、大きくなってからも英語を多読できるようになると思います。
難しい本ではなく、読めそうな簡単な単語が何度もでてくる本から始めるといいと思います。
正しい発音が身につくようになる
いわずもがな、ですが、フォニックスは英語を英語として文字と実際の音を結びつけるものなので、これを学ぶことで発音がぐっとよくなります。
英語の発音に自信がないパパ・ママにもフォニックスの学習はおすすめ。
フォニックスの学習方法
小さい子供にもおすすめなのが、YouTubeにあるフォニックスの歌を聴くこと。例えばこちら。
英語圏の子供たちも A for apple ア、ア、ア と歌ってアルファベットとフォニックスを覚えていきます。
もう少し大きい子供たちには教材での勉強がおすすめ。
フォニックスを学ぶための教材はCDの発音を真似て、基本のルールを覚えることで体系的にしっかりとフォニックスが身につくように構成されています。せっかく他の英語教材や学校で習っても単語をすぐに忘れてしまう、初めて見た単語は発音できないという問題もばっちり解決できます。
フォニックス学習のおすすめ教材
【書いて覚える楽しいフォニックス ([CD+テキスト])】
すごく評価の高い教材です。これなら発音が良くなるのも納得!私も子供の頃に出会いたかった教材。耳で聞くだけじゃなくて、書くことによって非英語圏の子供たちが視覚的にも覚えてしっかりと身につけられるように考えられています。
【フォニックスの教科書】
こちらも評価が高く、おすすめです。
【新装版 書いて覚える楽しいフォニックス】
この一冊で、英語の読み方、書き方が分かる本。大人でも最初から学習しなおすのに使える本です。CDも子供でも飽きない長さで工夫されています。
【お風呂に貼れる アルファベットフォニックス表】
フォニックスをお風呂で覚えたい! 普通のアルファベット表を覚えたあとにこちらもおすすめ。
【楽しい「子ども英語」はなぜ身に付かないの?)】
こちらは、幼児英語教材などで小さいころから英語をおしえてきたけれど、その後の進め方が分からないというママには、【楽しい「子ども英語」はなぜ身に付かないの?)】楽しい「子ども英語」はなぜ身に付かないの?という本がおすすめ。
幼児英語から脱却し、読めるようにすること、こどものモチベーションを上げ正しい方法で英語学習を進める方法が詳しく書いてあります。
英語を英語で理解する英語脳の作り方、幼児英語のその先、を知りたいママにはとってもおすすめの本です。
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