子連れで飛行機に乗るのって、いろいろと不安ですよね。ちゃんと寝てくれるのか、騒いだりしないか、等々・・・
私は子供たちが生まれてから、毎年の日本への帰国や国内の帰省などでかなりの回数、子連れで飛行機を利用しています。
最近ではだいぶ慣れてきましたが、最初の頃は毎回ドキドキでした。
特に息ADHDで落ち着きのなかった息子が小さい頃の子連れ飛行機は修行。
でも、事前に下調べをして持ち物リストを作り、準備をすることでほとんど問題なく快適に飛行機に乗れるようになりました。
この記事では子連れで飛行機に乗る時に持っていくべき必須の持ち物リストと持っていくと便利なグッズを年齢別にご紹介します。
子連れ飛行機・持ち物リスト【ベビー編 0歳から1歳】
我が家では娘が生後3ヶ月の時に、日本への帰国で飛行機を利用しました。
その時息子は3歳。このときの飛行機はかなり不安でした。
娘がちゃんと寝てくれるのか・・・息子が静かにしていてくれるか・・・
が、結果全く問題なく過ごせました!
バシネット席を予約し、娘は授乳して寝かしつけたあと、そこで寝てもらいました。娘は当時まだ3ヶ月ということもあり、たくさん寝てくれたので助かりました。
0歳から1歳くらいまでであれば、月齢が低い方が寝てくれる時間も長いので実は楽かもしれません。
必須の持ち物リスト&便利グッズ 【0ヶ月~12ヶ月】
1. おしゃぶり
おしゃぶりはあまり好きじゃない赤ちゃんもたくさんいますが、もし、おしゃぶりを吸ってくれる赤ちゃんなら、飛行機にもおしゃぶりは必須。特に離陸や着陸のときにおしゃぶりをしていると、気圧の変化で耳が痛くなることも防げて一石二鳥です。ケースも忘れずに。
2. おもちゃ
赤ちゃんの場合、普段使い慣れているおもちゃも必需品です。慣れているおもちゃと新しいおもちゃを数個持っていると安心ですね。
新しいおもちゃには色んな仕掛けのある布絵本を用意しました。
3. 授乳ケープ
母乳育児をしている場合は授乳ケープもあると便利です。特にバシネット席を取った場合、バシネット席は飛行機の真ん中の列になるため、壁側(窓側)に隠れて授乳とかがしづらいので、プライバシーを気にする場合はあった方がいいです。
4. スタイ(よだれかけ)
まだミルク(あるいは母乳)のみでも、ベビーフードを与える場合も、揺れる機内でこぼして汚してしまったり、吐き戻ししてしまう可能性もあるので、スタイは多めに準備しておくことをおすすめします。
5. 着替え
スタイと同じ理由ですが、ハプニングがあっても余裕を持てるように、着替えは赤ちゃんの分とママの分も準備しておきたいところ。
6. 哺乳瓶/粉ミルク/ベビーフード
母乳育児であれば不要かもしれませんが、混合やミルクで育てている場合は哺乳瓶・粉ミルクも忘れずに。お湯はフライト・アテンダントに言えばもらえます。
ベビーフードは食べさせやすく、フタができるタイプのものが便利です。ケース入りのスプーンもお忘れなく!
7.ウェットティッシュ
赤ちゃんの顔を拭いたり、べとべとになった手を拭いたり、ウェットティッシュなしでは厳しいです。
8. オムツ・おしりふき
オムツも多めに入れておくと安心です。狭いですが、たいていの飛行機には機内のトイレにもオムツ交換台がついているので、シートなども一緒に入れておきましょう。
9. おしゃぶりホルダー/おもちゃストラップ
おしゃぶりホルダーやおもちゃストラップは機内で赤ちゃんがおしゃぶりやおもちゃを落としてなくしてしまわないようにつけておいた方が絶対にいいです。
子連れ飛行機・持ち物リスト【幼児編 ー1歳半から3歳】
歩きたい盛りの1歳半くらいは、一番飛行機が大変かもしれません。
我が家は息子が1歳3ヶ月くらいの時の飛行機が一番大変でした。
2歳・3歳くらいになると徐々におもちゃで遊んだり、本やおかしで気を紛らわせることができてくるので、少しずつ大変さも減っていきました。
それでも2歳・3歳くらいだと集中力も持たないので、いろいろと手を変え品を変え、飽きさせない工夫が必要です。
幼児はオムツや食べ物などのほか、とにかくたくさん遊べるアクティビティ系を持っていく必要が出てきます。
1. お菓子
我が家では普段食べれない、ちょっとしたお菓子を飛行機だけでは解禁にしていました。
こうすることで、お菓子がもらえてご機嫌でいい子にしてくれました。
2. おもちゃ
使い慣れたおもちゃよりも、新しいおもちゃが◎。
息子はトミカが大好きだったので、もっていなかった新しいトミカ(特にドアが開いたり仕掛けがあるやつだとばっちりです。)を何台か用意して、ラッピングをしてプレゼント風にしていました。
(飛行機に乗るまでおとなしく、いい子にできたご褒美ということで)
ラッピングしてあると、あける楽しさもあり、さらに時間稼ぎになるのでおすすめです。
3. シールブック
我が家では2人ともシールブックが大好きだったので、貼ってはがせるタイプのシールブックをいつも持っていきました。アンパンマンのほか、息子は車や電車系、娘は着せ替え系のシールブックを選び、結構長い時間遊んでくれました。
4. 塗り絵・クレヨン
塗り絵も、やってくれるとそれなりに時間がかかるので普段塗りえをしてくれる子であればクレヨンと塗り絵を持っていくと便利です。我が家では娘は塗り絵が好きなので、毎回、無料ダウンロードできる塗り絵をプリントしたりしてもって行きました。
5. フットレスト
必須ではないですが、子連れで飛行機に乗る時は、あると便利なのが膨らませるタイプのフットレスト。
子供たちは寝るときに足が座席の下に行くと寝れないようで、狭い座席に体を丸めて寝ていましたが、膨らませるタイプのフットレストがあると、フットレストに足をおいて、ゆっくり寝てくれます。
6. カーディガンなどの上着
飛行機の中は寒くなったりするので、着脱が簡単なやわらかい素材のカーディガンなどの羽織ものは必須です。
また、小さい子供もよく食べ物や飲み物をこぼしたり汚すこともあるので、着替えも持っていった方が安心ですね。
子連れ持ち物リスト 【4歳以降~】
4歳以降もほぼ幼児の持ち物リストと変わりません。お菓子の種類やシールブックの変わりにディズニープリンセスの雑誌を持っていったり、iPadを追加したりしました。
おまけ・子連れ持ち物リスト 【オトナ編・パニック障害対策】
飛行機には何度も乗っていますが、実は私は飛行機かなり苦手です。
ほぼ克服していますが、閉所恐怖症ぎみで、過去にパニック障害になったこともあり、毎回持ち物リストには、自分のパニック障害対策も入れています。
1. iPhoneとiPhoneの充電用コード
パニック持ちの私が一番怖いのが、動かない飛行機・・・飛んでいる時は全然平気なのに、なかなか動かないと閉じ込められている感じがして、パニックになりそうに。
いちど、なかなか出発しない時があり、パニック発作を起こしそうでしたが、iPhoneに入っている自宅で撮った子供の動画を見たら、気分がスッと落ち着きました。
インターネットが繋がる飛行機ではない場合でも、動画など気分をそらせるものがあるとかなり違います。
座席に充電できるところがついていることが多いので、コードも必ずかばんに入れています。
2. 本や雑誌
気を紛らわせると言う意味で、自分が本当に読みたいと思える本や雑誌を持っていくと安心です。
3. 最後の手段 レスキューレメディ
レスキューレメディは、パニック障害などに効くとされているハーブエキスの液体やドロップ。
私は液体タイプをお守り代わりにいつも持って行きます。
実は幸い、まだ一度も使う機会がなかったので、効果の程は分かりません。でも、これを持っている!というだけでも安心感があり、いざという時には使用したいと思っています。