英語の必要性は今後も伸び続ける|将来困らないためにやるべきこと

英語の必要性は今後も上がり続ける KIDS ENGLISH

AI化が進み、翻訳も同時通訳も機械がやってくれる。だから今後、英語を話せる必要性はなくなるのでは?

そんな風に考えている人もいるかもしれません。

でも、結論から言うと、英語の必要性は今後もどんどん高くなると考えられます。

人口が減り続ける日本

まず、1つ目に日本の人口が減り続けていること。
日本の出生率は女性1人あたり1.42人。夫婦2人で子供2人を持つと人口が保たれるので、出生率1.42人では人口は確実に減り続けます。

そして、人口はその国の経済と比例するため、人口減少は経済の衰退を意味します。
経済が衰退していくと、今度は優秀な人材が海外に出て行き、国の衰退が加速します。

では、どうしたらいいのでしょうか。日本にいるにしても、海外に移住するにしても、日本の市場だけではなく、海外の市場を相手にしなければいけなくなる、ということです。

自動翻訳機ではダメな理由

AIの翻訳や同時通訳の機能はおそらく今後もどんどん進展していくでしょう。
ただ、翻訳を仕事にしている立場からすると、同じ文章でも翻訳者によって、まるで違う文章が出来上がるため、質の高い翻訳を生み出す技術はかなり難しいものになるのではないかと思います。

そして、高度な翻訳・通訳機器ができても、英語を話せることの必要性が下がることには繋がりません。

それは、英語に限らず言葉は「人と人とのコミュニケーションツールだから」です。

あなたが海外の人と商談するとしましょう。
そして、商談は日本語で行われますが、1人は日本語が話せず、同時通訳者、あるいはAIの同時通訳の機械に頼らなければならないケースと、相手が日本語がスムーズに会話できるケースでは、どちらが上手くいくでしょうか。

人と人がコミュニケーションをするのに、間に何か(誰か)を介さないといけなくなると、人と人の距離感を縮めることはできません。

ドラえもんの翻訳こんにゃくのように、食べたらスラスラとその国の言葉が話せるようになるのでなければ、同時通訳と言っても、そこにはタイムラグがあり、不自然な間が空きます。

そしてその言葉はもはや自分自身が発したものではなくなってしまいます。
コミュニケーションとは、発した言葉そのものだけでなく、表情や声のトーン、動作などその全てを含むものです。

でも、同時通訳や翻訳機を使ってしまえば、お互いの発する言葉そのもの以外の表現が伝わらなくなるし、自分が発したニュアンスがそのまま伝わらないこともあるのです。

外資系企業や商社で働いてきた経験でも、言葉の壁というのは大きく立ちはだかるのだな、というのを実感してきました。
間に同時通訳などを入れる場合というのは、意図が伝わりにくくとてももどかしい思いをします。

英語で広がる可能性

日本の人口が減り続け、経済も衰退していく中で、自分自身の可能性を広げていきたいと思うのであれば、やはり英語は必須です。

英語が重要な理由は、ほとんどの人がもう分かっていると思います。

ただ、今英語を使わずに生活ができている人にとっては、英語を身につけたからと言って何ができるのかということが具体的に思い浮かばないかもしれません。

でも、英語が話せるようになると、今現在の仕事で必要がない場合でも、

1. 転職しやすくなる/仕事の幅が広がる
2. 海外に移住しやすくなる/海外就職もできる

というメリットがあります。

外資系企業への転職する場合で目安になるのはTOEIC700点以上です。
もちろん英語ができればいいというものではありませんが、今までつけたスキルと経験に加えて英語力がつけば、可能性は大きく広がるでしょう。

また、海外移住ですが、日本経済が衰退する一方なので、英語力があれば海外移住も視野にいれることができます。
英語圏だけでなく、ヨーロッパやアジアであっても英語ができればある程度のコミュニケーションは取れるし、政府のサイトも英語で書かれていることが多いので、役立つでしょう。

子供には絶対英語をやらせるべき

ここまで、英語の重要性は今後も上がっていくといいましたが、今すでにスキルがあり、日本に住んでいて英語を必要としないのであれば、英語を無理に学ぶ必要はないのかもしれません。

今のままの生活を続ける上で、急に英語が必要になることはないでしょう。

ただ、今日本に住む子供たちには英語は必須になってくるでしょう。

経済が衰退していく中で、日本企業も海外の市場を目指さなければいけなくなるし、海外で働く選択肢があれば、将来への不安も減るはずです。

私自身は日本で小学校高学年の時に近所の英語塾に通い、普通に日本の大学受験を経験して、最終的にTOEIC955点を取って海外移住を果たしましたが、正直それでも現地で英語だけの環境では厳しいと感じることがあります。

もっと小さなときから英語の音に触れていれば、聞き取りや発音でこれほど苦労せずに済んだのに、、、と思うこともあります。

英語の音を身につけるには、年齢が低いほど有利なので、できるだけ小さなうちから英語を学んで欲しいと思います。

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