頭が良くなる? 考える力がつく幼児~小学生におすすめの市販ドリル

賢い子供に育つおすすめドリル PARENTING
幼児や小学生におすすめのドリルをご紹介します。

子供が来年から小学校。

入学前に何をやっておいたらいいかな?

ひらがなに、カタカナ、英語、算数、右脳ドリル・・・ 小学校入学前の幼稚園生や、小学1年生くらいの子供たちにも今やたくさんのドリルが売られていますよね。

入学前に何をやらせておいたらいいんだろう・・・とちょっと悩んでしまいませんか?

私も子供たちが入学する前は、ひらがなや右脳ドリルなど色々試してみました。

その中で、子供たちのくいつきが良かったもの、実際に役に立った、本当におすすめのドリルをご紹介します。

息子は4,5歳の時は落ち着きがなく、衝動的な行動が多くて、5歳でADHDと診断されました。

でも、ワーキングメモリを鍛える練習や、ここで紹介するドリルをやらせたことで、8歳になった今では学校での成績も良く、生活態度のレポートもパーフェクトをもらえるようになりました。

海外の学校では、成績の良い子供は特別クラスに入ることができるのですが、息子もそのクラスに入れてもらえるようになりました。

座ってドリルをやるのが難しいタイプの子供でも、がんばって続けることができて、自分で考える力がついたと思うので、本当にやってよかったなぁと思っています。

そんなドリルをご紹介したいと思います。

幼児から小学校低学年におすすめのドリル

小学校入学後に遅れないように、ひらがなやかたかなもやっていましたが、メインでやっていたのは、「自分で考える頭」を作る基礎が固められるドリルです。

幼児におすすめのドリル

まだまだ、長時間机に座ってドリルをやる集中力はない3歳・4歳児。でも、ここで紹介する2つのドリルは、遊び感覚で子供たちが喜んでやってくれます。楽しみながら、ワーキングメモリや算数脳が鍛えられる優秀なドリル。我が家の子供たちも2人ともこのドリルにはまりました。

七田式・知力ドリル「みぎのう」

幼稚園児(3歳~4歳)におすすめなのが、七田式の知力ドリル「みぎのう」。3、4歳の子供でも、楽しんでできるドリルです。うちの子供達は2人ともこのドリルが大好きで、どんどんやりたがって一日に何ページもやっていました。
「みぎのう」とありますが、最近の研究では右脳派・左脳派という考え方は否定されているのですが、内容的には「絵を10秒間見て次のページに進みましょう」という問題など、特にワーキングメモリーを鍛えるのに役に立つとお思います。幼児にはとってもおすすめ。

七田式・知力ドリル「ちえ」

もう1つ、おすすめなのが、こちらも七田式の「ちえ」。図形やパターンの問題で、空間感覚を鍛えるようなものが多いです。乗り物や動物の絵も多く使われていて、こちらも子供達が楽しみながら遊び感覚で解ける楽しいドリルです。幼児の算数脳が鍛えられます。

年長さんから小学生におすすめのドリル

年長さんになってくると、ひらがなを勉強したり、学校の勉強についていけるように準備を始めるママも多いかもしれません。
でも、ひらがなは放っておいても覚えない子はいないので、それよりも「考える力」「論理的思考」の基礎を作ってあげられるドリルがおすすめです。

考える力がつく算数脳パズル 新はじめてなぞぺー

考える力がつく算数脳パズル新はじめてなぞぺ〜 年中〜小学1年
created by Rinker
 推奨される対象年齢は、年中から小学1年生。なぞぺーは「なぞなぞペーパー」の略。「めいろ」「ずけいさがし」「みちじゅん」などの算数パズルを解くことで、楽しんでなぞなぞを解きながら、算数脳が見につきます。まだ文字があまり読めない幼稚園児や新一年生でも取り組みやすいように、問題文は少なめ。ママと一緒に楽しんで勉強できるので、とっておもおすすめ。
幼稚園児や小学1年生が夢中になって「もっとやりたい!」と思えるような楽しいドリルです。
ひらがな、カタカナが読める子なら、1人でサクサク解けると思います。でも、頭を使って考えないとできないので、難易度も5歳~7歳くらいにピッタリです。

考える力がつく算数脳パズル 迷路なぞペー

 対象年齢は5歳から小学3年生。息子がはじめてなぞペーにハマッたので、買い足したのが迷路なぞペー。ページが進むごとにだんだん難しくなっていきます。後半は大人でも結構難しい… これは対象年齢が5歳から小学3年生と幅広いです。迷路好きの子であれば、5,6歳でも解けると思います。息子が5歳の時には後半は少し難しくて、1人で解くことはできませんでした。迷路は先を読みながら答えを出すので、逆算して答えを出すので、考える力が見につきます。内容も子供が楽しめるように、カメラがあったり、爆弾があったり。迷路好きな子供には特におすすめです。

小学校入学前から小学校2年生までにおすすめのドリル

小学校入学準備となると、ひらがな、かたかな、足し算、引き算などをやらせたくなります。ひらがなの練習も、足し算、引き算も大切ですが、小学校入学前や小学校低学年のうちに将来のホンモノの学力の根幹となる「思考力」や「問題解決能力」を鍛えておくことが大事だそう。ちょっと難しいけど、頭を柔らかくして取り組めば、賢くなること間違いなしのおすすめドリルです。

きらめき算数脳 入学準備~小学1年生 かず・りょう

サピックスが作っている小学校入学準備から小学校1年生向けの算数脳ドリル。全ページカラーで、可愛いイラストがいっぱい。シールもついていて、子供達が楽しみながら問題を解ける工夫がしてあります。でも、問題自体は結構高度。大人でも一緒にうーん・・・と考えてしまうものも。子供ひとりで解けないときは、ママも一緒に手伝って考える道筋を教えてあげる必要あり。でも、ちゃんと頭を使わないと解けない分、ホンモノの「考える力」が身につくと思います。なぞぺーと対象年齢はあまり変わりませんが、内容はこっちの方が難しいと思います。

きらめき算数脳 小学1・2年生

きらめき算数脳の小学1・2年生用ドリル。単純に数を足したり引いたりするだけではなく、しっかり考えないと答えがでない良問ばかり。効果的に学ぶための保護者向け解説書付きで、計画的にドリルを進めることができます。
夏休み中に一日見開き1ページ、などと決めてやるのもおすすめ。「思考力」がしっかり見につきます。

幼児~小学生には「考える力」を育てるドリルがおすすめ

幼児から小学生におすすめのドリルをご紹介しました。小学校入学前や、小学校低学年のうちは、今後学校で勉強についていくための表面的な勉強(ひらがなや足し算・引き算)よりも、論理的な思考力や問題解決能力を鍛えてあげたいなと思ってドリルを選んでいます。
まだ息子も8歳ですが、ADHDと診断されて、机に座って集中することが難しかったときから、楽しみながらできるドリルのおかげで、学校でも落ち着き、良い成績も取れるようになりました。まだ、九九も掛け算・割り算も習っていない時から、「24個のキャンディを4人で分けると1人いくつ?」と言った問題も解けるようになりました。
それは、九九を丸暗記して解くのではなくて、根本的な考える力が身についてきたからかな?と思っています。

上でご紹介したドリルは本当に内容の濃くて楽しく取り組めるドリルばかり。もし、幼稚園生や小学校低学年の子供向けのドリルを探していたら、参考にしてもらえたら嬉しいです。

幼児~小学校低学年の子供がドリルをやることの効果

幼稚園生や小学校低学年の子供にドリルをやらせる意味は、「思考力」「問題解決能力」を鍛える以外にもあると思っています。
実は考える力以上にこちらの方が大事かも・・・とすら思います。

それは、机に向かって(あるいはテーブルでも)勉強をする習慣を身につけること。
歯磨きやお風呂のように、毎日当り前にやっていることは、週間になるとやることが苦痛ではなくなりますよね?

ちいさなころから、ドリルなどで勉強する意味は、「いすに座って問題を解く」という習慣をつけることで、じっくり何かに取り組む忍耐力や根気を身につけて欲しいから。

人生の成功に必要なライフスキルで、一番重要なものは「誠実性」(セルフコントロール能力)と言われているので、子供たちには、こうした勉強を通してセルフコントロール能力を身につけて欲しいですね。

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