突然ですが、タングラムって聞いたことありますか?
きちんと並べると正方形になる7個のピースからできているパズルで、7つのピースを使って色々な形を作ります。
子供時代のナポレオンも遊んでいたと言われるタングラム。
知育おもちゃとしても有名で、我が家では、くもんのNEWたんぐらむを使っています。
子供が楽しんでやってくれるので、親としてはそれだけで嬉しい知育おもちゃなのですが、実際にタングラムにどんな効果があるのか気になったので調べてみました。
タングラムの効果その1 問題解決能力が身につく
タングラムって、一見簡単なようで、実は大人でもじっくり考えないとできなかったりします。
一旦ここにはまりそう、と思っても、その考えを一度やめて、他のピースを置いてみたり、ひっくり返したり、角度を変えたりして、試行錯誤してやっと答えが見つかるんです。
立ち止まって考え、何度もトライして答えを見つけることで、頭を柔らかくして解決策を見つける姿勢が身につきます。
タングラムの効果2 クリティカル・シンキング(批判的思考)が養われる
批判的思考って何?って思われる方もいるかもしれません。
IQは生まれつきのものであげることができませんが、その分クリティカル・シンキングを身につければ、頭が良くなるといわれています。
クリティカル・シンキングとは、問題を特定して、よく観察・理解し、分析をして、論理的に解答を見つけること。
問題解決能力とも密接な関係にありますが、タングラムパズルをやることで、クリティカルシンキングや論理的思考が養われると言われています。
タングラムの効果3 空間認識能力が身につく
空間認識能力とは、モノの形や位置、関係を正確にすばやく認識する能力のこと。
タングラムはシンプルな形を組み合わせることで違った形を作るので、この空間認識能力を高めることができるそう。
フェイスブックの創始者マーク・ザッカーバーグも通った、ジョン・ホプキンス大学CTY(Center for Talented Youth)によると、空間認識能力は、日常生活にも不可欠なだけでなく、数学や自然科学、エンジニアリングや経済予測、気象学、建築学などにも重要であるとのこと。
この3つのスキルのほか、想像力や数学的概念も養われるのだとか。
これだけでもなんだか頭が良くなりそうですよね。
でも、実際くもんのNewたんぐらむを使ってみると、それも納得できます。
おすすめの知育おもちゃ|くもんのタングラムの遊び方
我が家で購入したのはくもんのNewたんぐらむ。カラフルなボードに積み木のような木でできたタングラムのピースをはめていきます。
タングラムの7つのピースは正方形の型に入っています。(これを戻すのもまた頭を使ういます。)
最初は2ピースの簡単なパズルから始まり、3ピース、4ピース、5ピースと使用するピースが増えていきます。
もちろん一番難しいのは7ピースを全て使ったもの。(写真は5ピースのうまです)
普段は普通のパズルで遊んでいるので、この木のパズルはどうかな?と思ったのですが、子供たちの食いつきは抜群でした。
木を動かして型にはめていく、というのが面白いのか、「もっともっと!!」とどんどんやりたがる感じでした。
3歳の頃から家にありますが、7ピースまで自分でできるのは5歳くらいになってからでしょうか?
でも、2ピースの問題もたくさんあるので、3歳でも充分楽しめます。
ちびむすドリルのサイトでもタングラムをダウンロードして遊べます
ちびむすドリルのサイトでも、タングラムをダウンロードすることができます。
ちびむすドリルのタングラムをやる場合は、プリントして、はさみで切り取り、問題もプリントしてチャレンジすることができます。ただ、ペラペラの紙だと、ピッタリはまった!という感覚がないのと、置いたところから動いてしまったりするので、おすすめはくもんのタングラム。
背景がカラフルで作る形が分かりやすいのと、木でできているので扱いやすく、ぴたっとはまるのが気持ちいいです。
我が家で購入して本当に良かった知育おもちゃは、このくもんのNewたんぐらむと小学生のピタゴラス。この2つは長年飽きずに使っているので、本当におすすめです。